やる気がないのレベル

前回に引き続き辛口回です。

 

よくやる気がない生徒には教えられません!

 

という塾があります。

 

当塾でもそういった考えを持っています。

 

本人のやる気がなければ塾で何をどーしたって効果は上がりません。

 

でも、「それってどの程度のやる気?」と思いませんか?

 

という事で、やる気がないって何かを考えてみます。

 

ちなみに中学生限定の話です。

 

 

塾に入っても意味のないパターン

 

① 塾で寝てしまう

② ぼーっとして進まない

③ 手遊びして進まない

 

この3つはそもそも勉強してないので塾に来ていても意味がないです。

 

もちろんぼーっとしてれば注意しますが、そんな事でなおる事もなく、たいてい授業のほとんどぼーっとしてます。

 

そしてこれらに共通して言える事は、おそらくやる気の問題ではないと思います。

 

「やる気がないから寝てしまうんだ!」

 

「ぼーっとするのはやる気がない証拠だ!」

 

というわけではないと思います。

 

もっと根本的な問題。

 

塾に来て月謝払ってるから勉強しなければいけない。

 

それは分かってるけれども・・・どうしても体が勝手に・・・

 

やる気がどうというわけではなく、そういう性格なんだと思います。

 

厳しく言えば自分に甘い。

 

なので塾で怒ったり学校で怒られたりしても、さらには家庭で怒っても多分なおりません。

 

もっと根本的に、どうしてそういう行動が身についたのかを考えた方がいいです。

 

 

やる気がないといえばの行動パターン

 

① 学校で出る問題が分かっているテストを暗記してこない

② テスト直前に提出物が終わっていない

③ 学校のワーク、答え丸写し

④ 塾の宿題やってこない

 

 このパターンはやる気ないです。

 

やる気ゼロです。

 

でもこういう生徒は多いですし、このパターンであれば塾に来る意味もあります。

 

テスト直前になれば塾でも集中して勉強しますし、こちらが提供したことに塾では積極的に取り組む生徒もいます。

 

それをテスト直前だけでなく普段からしろって話なのですが・・・

 

とはいってもきちんと塾では勉強するので意味はあります。

 

この塾では、というのを家でもにしないと本当の意味があるにはならんのですが・・・

 

言い換えれば、このパターンに当てはまる生徒は、問題点を改善すればものすごく成績が上がるでしょう。

 

そして、この改善点は自分で何とかなる話です。

 

ワークだって分からないところは塾でも学校でも聞けばいいのです。

 

聞いてもらい、こちらが解説してそれを納得して演習問題を繰り替えす!

 

とても意味があります。

 

ただ!!

 

これに前述したパターンが加わり、分からないところを塾でも聞かない。

 

塾でもぼーっとしている。

 

となるともう無理です。

 

 

というわけで、今当塾ではどういった生徒をお断りしているというわけではございません。

 

ですが、今回挙げた全てに当てはまるようであれば、通っていただいても成績が上がるとは言えないです。

 

もちろんやる気は本人次第です。

 

今はやる気がなくても、塾で勉強する事により少しでもやる気が出ればと思っております。